家の中で、黒い小さいムカデのような虫を見かけたら、誰もがムカデだと思うことが多いでしょうが、大きさからすればその虫はヤスデかもしれません。

ムカデに似ているヤスデ

一見ムカデに似ているのがヤスデですが、20~45mmの大きさなのでムカデに比べると小さいので区別が出来ます。

体の色は、黒色から褐色まで変化に富んでいるので、ヤスデのことをあまり知らない方も多いでしょう。

ムカデと同じように5月末から7月にかけて発生し、特に梅雨明けの季節には、多発することも珍しくありません。

家の中に侵入したり、畳の上を這ったり、壁を這い登ったりするケースはよくあります。

姿形が似ているためにムカデと混同されやすいのがヤスデですがムカデのように人を噛むということはしません。

動きが緩慢なヤスデ

また、家の中で黒い小さい虫を見つけた時にムカデかもしれないとやたら恐怖感を感じるのも無理もありませんが、その時にまずじっくり観察をしてみましょう。

ムカデの場合は動きが早くちょっと目を離した隙に見失うということがよくありますが、ヤスデは動きが緩慢なので判別しやすくなります。

ヤスデだとわかれば、不快感はあるものの、噛まれる恐れはないので退治をすることを考えやすくなります。

ムカデ 黒い 小さい

ヤスデは不快害虫

しかし、ヤスデがいくら人を噛まないと言ったとしても見た目の不気味さがあり、大量発生してしまうこともあり、不快な思いを人に感じさせるのは確かです。

従って、このような虫に対しても事前に対策を行っておくのが賢明だといえます。

たとえば、家の周りに駆除剤を散布することで入らなくすることができますし、様々な害虫に対して煙りや蒸気で効果を発揮する駆除剤を室内で使えば、隅々まで行き渡るようになり退治することができます。

スポンサードリンク

まとめ

このようにムカデと紛らわしいのがヤスデですが、ムカデとの違いを把握しておけば退治もしやすくなりますし、事前の対策も行えるようになりますね。噛まないからといっても不快な思いをするのは確かですので、対策はとても重要だと言えます。

スポンサードリンク