ムカデと言えば、黒い身体に赤褐色の頭をイメージするでしょうが、稀に触覚など青みがかっているものを見かけることもあります。

種類が違うのかと疑問を生じてしまうものですが、実は青いのは子どものムカデです。

青みがあるのは触覚や足まで

こうした触覚が青くグラデーションのようになっているムカデは、足も青くなっています。

見かけた時に、大きさも普通の大人のムカデとは違い、小さいのが特徴です。

3㎝程度の状態の時は、まだ子どものムカデなのでこのような色合いで見られるために、別の種類かムカデではない別の虫かと思ってしまうことも珍しくありません。

緑色を帯びているのはオオムカデ

とっさの時に、ムカデを見かけて正常に判断出来ない方が多いのは、やはり、噛まれる事の恐怖感と不気味な印象を受ける感じがあるからでしょう。

青いと感じていても、おおざっぱに見ただけでは、実際には緑がかっていたということもあるでしょう。

このような場合には、オオムカデの可能性が高くなります。

頭部から体まで同じ色をしているので、普通に広く見られるヒトズムカデとは区別しやすいと言われています。

しかも、オオムカデは、足は黄褐色と赤色をしている2種類がいて、脚の先端は緑色がかっているのが特徴です。

子どものムカデと区別するのは、見た目の大きさですぐに判ります。

ムカデ 触覚 青い

ムカデは実は黒色ばかりではない

このように、ムカデといえば黒色をしていて足がたくさんある姿だと言う先入観がありますが、子どもの場合には触覚や足が青くなっていたり、オオムカデなら足の先は緑がかっていたりするので、成長段階や種類によって色合いが異なることが分かります。

間近でゆっくりと観察してみるということができない怖さがあるばかりに、黒色というイメージが定着してしまったかもしれませんね。

 

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まとめ

ムカデに遭遇した時、人によっては観察力が高いと青い触覚や足があるものには、意外性を感じてしまうでしょう。大きさが小さければ子どもだと判断出来るので、まだ、他にも存在している可能性もあるので、こうした区別を知っておくことでムカデの対策をすぐにでも行えるようになりますね。

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