ムカデは、「百足」と表記されるほどにその構造を見てもたくさんの足があるのが特徴です。

しかし、個体差や種類によって足の数も違うので、ムカデで最多の場合には何本になるのか、また、成長段階で増えて行くメカニズムがあるのかという疑問が湧くことが多いのではないでしょうか?

ムカデで最多の足の数は?

突然現れた時の驚きが強烈なのは、ムカデの構造もありますし、噛まれたら大変だと言う思いもあります。

実際に、ムカデの足の数は、30~50本もあると言われていますが、中には、100本もの足を持っているものもいるそうです。

また、記録によると最多のムカデの足の数は、驚くことに354本もあったと言われています。それだけ、体長そのものも大きかったかもしれませんね。

「百足」と表記するのは?

ですから、実際に私たちが普通見かけるムカデの足は、100本あるわけではないのですが、数が多いというイメージを強めるために「百」と言う感じが持っているインパクトが強いためだからと言われています。

面白いことにムカデに良く似ているヤスデがいますが、こちらは、千本足=Millipedeという意味で名前が付けられているのですが、実際に1000本あるのではなく、最多では710本も持っているヤスデが確認されています。

ムカデ 足の数 最多 増える

成長と共に増えるのではなくムカデの種類で決まっている

ムカデの姿から想像をすると成長するに従って体の大きさと共に足の数が増えると思う方もいるでしょうが、実際には、ムカデの種類によって決まっています。

多く見ることが多いのが、ビズムカデは、足の数は21対で42本ですし、オオムカデの仲間に分類されるものは21または23対ですので、足の数は42本か46本です。

また、ジムカデ目に該当するものは27対~47対と足の数はかなり異なるのが特徴です。

したがって、一番足の多いムカデの仲間は354本とご紹介しましたので、177対ある計算になります。

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まとめ

足の数が多く見た目のインパクトや怖さも強烈なのがムカデなのには変わりありませんが、このように足の数の構成や種類に応じて数が決まっていることを知ると、何となく興味を惹かれますね。

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