虫が苦手な女性は多いですよね。とくに這う虫は動きも気持ち悪くて見たくないという人もいます。
家の中で見る這う虫の中でやっかいなのがムカデです。
ムカデの大型種は、ときによって噛みつくこともあるようです。
そんなムカデは、体からフェロモンを出すと言われています。
それは本当なのでしょうか。どんなフェロモンを出すのか。
そのあたりを調べました。
ムカデはフェロモンを出すの?
ムカデは潰されると、ムカデの体から血が出ます。
この血がフェロモンのような効果を発揮し仲間を呼び寄せると言われています。
ムカデは一匹ではなくつがいで行動すると言われているために、一匹が潰されると体から匂いのあるフェロモンを出して、もう一匹のムカデに危険を知らせるというものです。
よく古いお家に長く住んでいる人は、子供たちにはムカデを見ても潰してはダメと教えているお宅もあるようです。
さて、そもそもムカデがつがいで行動するのは本当なのでしょうか。
調べてみると、つがいで行動するという話には根拠はないようです。
ムカデを見つけて一匹駆除したのに、また同じ場所でムカデを見つけるなんてことがよくあることから、いつの間にかつがいで行動するとの話になっていったのかもしれません。
ムカデが出るお家には特徴があります。それは、ムカデが好む環境だからこそムカデが出るんですね。
ムカデが好む環境なら、当然一匹だけではなく他のムカデもいる可能性があります。
そのために、ムカデがつがいで行動していると言った話につながっていったのかもしれませんね。
また、フェロモンを出すといった話も、はっきりした科学的な根拠はまったくないようです。
これもまた、ムカデが出現しやすい環境もあって、フェロモンの話に至ったのかもしれませんね。
まとめ
ムカデは、家の中でも高温多湿の場所を好むようです。そんな場所を家の中に作らないようにすることはなかなか難しいですよね。そもそも家の中には出没してほしくはないですが、ムカデが餌としているゴキブリが家の中にいることも理由になるようです。餌になる害虫をしっかり駆除して、ムカデの好む環境を作らないように対策したいですね。