ムカデが出没する家では、いろんな対策をして何とか退治したりしている人もいると思います。
ところが、いくら駆除してもどんどん出没するのにうんざりしているところに、ムカデの子供がたくさん生まれているのを見て、ギョッとした経験をしている人もいます。
ムカデはそんなにたくさんの子供を産むのでしょうか。ムカデの生まれる子供の数を中心に調べました。
ムカデは子供をどれぐらいの数産むの?
ムカデが子供を産む数は、種類によって違いますが、だいたい産む卵は少なくて5個、多いと50個ほどにもなるようです。
かなりの数でショックを受ける人もいるかもしれませんね。
産卵された卵は、約1か月ほどで孵化することになります。
何十匹も孵化して、まさに家の中で大量にムカデが発生する状況です。
生まれたムカデの幼虫は、2カ月ぐらい経つと自分で餌となる獲物を取れるようになるので、そこから活発に活動するようになります。
幼虫は、3年ぐらいで成虫になり成虫になるまで10回以上は脱皮を繰り返します。
一方ムカデの親は、産卵をすると餌も食べずに卵を抱えて子供を守るようです。
いろんな生き物の幼虫は、途中で亡くなったり、卵の状態で天敵に食べられることもあります。
ムカデの子供たちは、親がちゃんと守っているので、その分亡くなる確率は低いようです。
親となるムカデが生殖行動を活発に行うのが初夏の5月から6月ぐらいです。
そして産卵し、ムカデの子供は、だいたい9月から10月頃には多く発生するようになるんですね。
さらに、ショックなことに、ムカデの産卵は一回だけではありません。
半年以上にもわたって複数回産卵をすることが可能なんです。
こうなるとムカデを退治するには、産卵を過ぎてからでは遅いです。
生殖行動が活発になる初夏の前には退治してしまうのが一番いいですよね。
少なくとも家の中で産卵することがないように対策しましょう。
まとめ
卵の数にかなりびっくりした人も多いのではないでしょうか。家の中で大量にムカデが出る理由もわかりますよね。まずは、家の周りから家の中まで、どんなところに隙間があるのか調べましょう。ムカデを退治する前に、家に侵入されないように早めに対処する必要がありますね。