ムカデには人気のある種類のムカデもいます。
そんなムカデを飼育してみたいと思う人も結構いるんですね。
ムカデの飼育はそれほど難しくはないと言いますが、飼育下のムカデは、冬は越冬できるのか気になりますよね。
そこで、冬の時期のムカデについて調べました。
ムカデは冬の時期はどうすればいいの?
ムカデは基本的に長生きする生き物です。
何度でも冬を越すことができます。
野生のムカデは、11月ごろになると土の中に潜って冬の時期を乗り切ります。
ただ、寒さにはそれほど強くはないようです。
国内種なら、冬眠させない状態での飼育も可能なようです。
その場合は、パネルヒーターなど保温できるものを用意しましょう。
飼育ケージの床の面積の半分ぐらいのものが適当なサイズのようです。
また、直接飼育ケージにヒーターやひよこ電球などを取り付けることはやめたほうがいいようです。
やけどなどの事故になりかねません。
ムカデの冬の時期の保温には、植物栽培用に用いられる簡易温室やガラス温室が適しているようです。
これらを使ってサーモスタットとプレートヒーターなどと一緒に併用すれば、やけどなどの事故も防げます。
掃除やメンテナンスも楽ですよね。
もしくは、発泡スチロールに飼育ケージごと入れてもいいかもしれません。
ただ、高地などに生息するムカデの種類によっては、低温で飼育する必要な場合もあるようです。
ムカデがどんな場所で捕獲できたのかを考えて、その適した環境の温度設定をする必要があります。
もし、冬眠させる場合は、それほど保温の心配はいらないようです。
とくにトビズムカデなどは保温の心配の必要はないようですね。
保温は、あくまでも保温が必要なムカデの種類に限ります。
また、ムカデには、湿気がとても重要です。
常に乾燥しないような環境を作ってあげましょう。
まとめ
飼育ケージの中に入れる床材となるものには、昆虫用のマットやヤシガラなどで十分なようです。もし、植物用の床材を使用する場合は、薬剤が含まれていることもあるようなので、購入するときには、含まれている成分に注意したほうがいいようですね。