ムカデが発生する時期は、あちこちで姿を見るので、もううんざりしている人もいますよね。
いろいろ対策もしているでしょう。ところが、すでに冬になっているのに、ムカデに噛まれることがあります。
ムカデは冬は冬眠しているはずなのに、なぜなんでしょうか。
調べました。
ムカデの生態
大半のムカデは、だいたいが石の下や廃材などの下に潜り込んでひっそりと生きています。
ムカデは、半年ぐらいで2回も脱皮するときもあり、栄養状態によっては、生きている間は脱皮を繰り返す生き物です。
ムカデの活動時期は、早いと3月から11月ごろまで活動しています。
ムカデの生殖時期は5月から6月でこの時期は産卵もします。
湿気を好むものの、8月の真夏の暑い時期は活動がやや控えめになります。
9月から10月頃には産卵した卵から孵化した子供のムカデが自立する頃で活動が活発になります。
そして、冬に入ると土の中で冬眠に入ります。
また、親ムカデは、産卵してから子供が自立するまで、しっかり見守るために、ムカデの子供が途中で亡くなる率は低いようです。
冬の時期のムカデ
ムカデは基本的に冬の時期は冬眠しています。
土の中に潜って冬眠して暖かくなったら、また土から這い出してきます。
ただ、気温が高ければ冬眠をせずに冬を越すこともできます。
そのため、家の中に潜んでいるムカデが冬を迎えても、家の中で活動していることもあるようです。
屋内は、外とは違って気温が高めです。
エアコンなどの暖房が効いている場所なら、冬眠しなくても生活していけます。
また、常に電源が入っている電化製品などに潜んでいることもあるようです。
電源が入ったままなら、熱がこもっています。
そんな場所で快適に冬を迎えているムカデもいるかもしれません。
もしくは、床下で冬眠に入っていたムカデが、早めに冬眠から目覚めて、家の中のこたつやホットカーペットの熱で、寒さをしのいでいることもあります。
まとめ
冬でも、こたつや布団に入っていたら、強い痛みが走りムカデに刺された!なんてことがあります。どこに潜んでいたのか、本当にやっかいですよね。寒さをしのぐためにこたつの中に潜り込んでいた可能性はあります。こたつは、あまり掃除することはないですよね。時々こたつも掃除をしたりするなど確認したほうがいいかもしれません。