ムカデの足は、たくさん生えていますが、海外に生息しているムカデは、200本以上をゆうに超えるような種類のムカデもいるようです。
すごい数ですよね。
そんなにすごい数の足をもつムカデなら、一本ぐらいなくなっても何とかなりそうですが、そもそもムカデの足がなくなったら再生されるのでしょうか。
ムカデの足は再生されるの?
ムカデの足は、脱皮という形で再生することができるようです。
ただ、再生されるとはいっても、一回だけの脱皮で前の足と同じものが再生されることもあれば、前にあった足よりも短めの足が生えてくることもあるようです。
これは、脱皮するタイミングと、足が取れてしまったタイミングが関係するようです。
それでも、何度か脱皮を繰り返すことで、完全な足を再生することができます。
ムカデは脱皮しながら大きくなっていく生き物です。
日本のムカデは、オオムカデ、ジムカデ、イシムカデに分けられますが、どの種類でも成熟した後でも脱皮をするようです。
成熟した後の脱皮の回数は1回から2回のようですね。
ムカデの寿命は5年から6年と言いますから、生きている間は何度でも脱皮を繰り返すんですね。
もし、成熟したムカデでも、足がとれてしまってもほご再生できるわけですから、まだ若い個体なら脱皮で再生するのは簡単なことなのかもしれませんね。
ムカデの足を調べてみると、もともと昆虫の祖先となる生き物は、ムカデなどのような姿をして足もたくさんついていた生き物と考えられているようです。
でも、昆虫はそんなに足はありませんよね。
昆虫自体は、進化をする過程の中でたくさんあった足を変形させて、さらに退化させて現在の昆虫の足になったと言われているようです。
となると、昆虫にとってムカデは、ご先祖様の体や姿を受け継いだ生き物になるのでしょうか。
とても興味深いですよね。
まとめ
ムカデが一生のうちで何度でも脱皮を繰り返すことできるのがすごいですよね。脱皮しながら大きくなり、それぞれの体もさらに新しく再生されるわけです。そんな生態を持っているのに、人間にとって害虫になってしまうのが、本当に残念ですよね。