最近、地震について取り上げられることが多いですよね。
地震が来ると動物たちが異常な行動を示すことがよく言われています。
たとえばカラスは、地震の前の夜に輪になって飛び回ると聞きますよね。
実は、トカゲにも地震が起こる前に前兆となるような動きを見せることがあるようなんです。
本当なのでしょうか、調べました。
ムカデがいっせいに出て来たりするのは地震の予兆!?
地震が来ると変わった行動を見せる動物たちの中に、ムカデの名前もあがっているようです。
ムカデも地震が起こる数時間前に異常な行動を見せることがあるようなんです。
例えば、壁などの隙間からたくさんのムカデが出て来て、窓の外へ移動する姿があったり、天井からムカデが落ちてくる姿が確認されているようです。
また、大量のムカデが何もしていないのに亡くなっていたり、たくさんのムカデが這い出て来たりすると、地震が起こる前兆とも言われています。
その昔には、ムカデが大量に移動する様子を見たら、地震や土砂崩れなどに警戒するといった言い伝えもあったようです。
ムカデはよく土の上などを移動して生活していますから、何らかの異変を自然の中からキャッチしているのかもしれませんよね。
自然災害が起こる前ぶれのように、生き物が異常な行動を起こすと考えられてきたのは、今に始まったことではありません。
何千年も前のギリシアで起こった地震で、地震が起こる前に小動物たちの変わった動きが記録として残っているようです。
小動物には、ネズミやイタチなどの名前があり、ムカデもその中に入っていたようなんですね。
犬や猫でも、地震の前になると甲高く鳴いたり、落ち着きがなくなったりする行動がよく聞かれます。
ムカデが餌のある家から脱出するとしたら、何か意味があるのかもしれませんよね。
まとめ
地震の前ぶれと思われる動物たちの動きなどは、昔から各地に言い伝えとして残っているお話がたくさんあります。動物たちには自然などから何かしらの電波をキャッチできるのではないかと研究をしている人たちもいるようです。ただ、たとえムカデが地震の前兆を感じる生き物でも、なるべくなら遭遇したくはないですよね。