ムカデは、時々、布団の中やこたつの中に潜んでいるときもあるようです。
ムカデは布団が好きなのではなく、布団を干した時に、偶然くっついてきたということがよくあるようです。
布団などでゴロゴロしていたら頭を噛まれた!なんてこともあるようですよ。
そこでムカデに噛まれたときの症状などを中心に調べました。
ムカデに噛まれたときの症状と応急処置
ムカデの毒は、顎の部分の1対となっている毒肢をもっています。
噛むときにその毒肢で毒を出します。
ただ、体の中まで深く入り込むことはなく、噛まれた部分に症状が出ることが多いようです。
ムカデに噛まれた部分は、赤い点のような傷が2つできます。
刺されたときには強い痛みとかゆみが出てきます。
さらに、その部分は腫れることが多いようです。
ほとんどは数時間程度で痛みはなくなりますが、かゆみや腫れが翌日になってもひかないこともあるようです。
その人の体質によっては、完治するまでに2週間もかかることもあります。
また、まれに起こるのが頭痛や発熱です。
他にもめまいや吐き気をもよおすような症状もまれにあるようです。
刺されたあとの処置は、もし、ムカデのトゲが刺さっている場合はピンセットなどで取り除きます。
その後に刺された部分をギュッと絞るように押して毒を出します。
多少の痛みが出るほど強く押したほうがいいようですね。
もしくは、毒を出さずに、刺された直後に、42度以上の熱いお湯に傷口をつけるのもいいようです。
トカゲの毒には42度以上のお湯で性質が変化するとのことです。
シャワーを42度以上に設定して30分以上流し続けましょう。
42度に満たない中途半端な温度ではかえって症状が悪化します。
注意してくださいね。
また、お湯につけるには刺された直後でないと意味がないようです。
時間が経ってからお湯につけたら、これも逆効果になります。
あとは虫刺され用の軟膏などを塗るといいようですが、ここで記載したのはあくまで応急処置です。
なるべく早めに病院に受診したほうが治りも早いですよ。
まとめ
ムカデに噛まれるとかなり痛みがあります。寝ていればその痛みで飛び起きることもあるかもしれません。ムカデはこちらから何かアクションを起こさなければ、あまり噛んでくることはないので、知らずのうちにムカデを刺激して噛まれることがあります。家にムカデが出ることがあるなら、昼寝をしているときなども注意が必要ですね。