ムカデは、昆虫になると思っている人がいますよね。昆虫は子供たちにも親しまれる生き物が多いです。
また、昆虫ではなくても、ムカデ飼育をしてみたいと思う人もいます。
ムカデには種類によってきれいな色をしたものもいますよね。
昆虫と呼ばれる虫は3つの部位に分かれています。
そこで、昆虫とムカデを中心に調べました。
昆虫と呼ばれる虫の体は頭・胸・腹の3つに分かれている!
昆虫と呼ばれるに虫には体に特徴があります。
昆虫の体は頭部と胸部と腹部の3つの部位からなっています。
昆虫と呼ばれる条件として、この3つの部位と足が3対で6本あること、そして羽があることとなっています。
この条件が満たされていれば昆虫となるんですね。
節足動物というくくりからみると、ムカデは節足動物のグループには入っています。
よくクモも昆虫に間違われますが、クモも同じ節足動物の枠に入ります。
どちらも同じ仲間にはなりますが、昆虫の体の特徴から見ても、ムカデもクモも昆虫ではありませんよね。
ムカデは節足動物の中の多足類に属している虫です。ムカデは、体は頭部と胴尾の部分の二つに分かれています。
さらに、足は数十本になります。
そして羽を持っていませんね。
クモも体は、ムカデと同じで頭部と胴部の二つに分かれています。
足は4対で8本あります。
そしてやはり羽を持ちません。
ただ、昆虫の祖先となる生き物は、もともとムカデのように足がたくさんある生き物だったと言われています。
それが、昆虫が進化していく過程で、足が退化していき現在の昆虫の体になったと言われているようです。
昆虫の場合は、それぞれの足が、交尾器になり産卵器などになって、役に立つ器官に変わったと考えられています。
まとめ
節足動物には、サソリなども含まれています。でも、サソリも体の特徴を見ても昆虫にはなりませんよね。他にもエビやカニの仲間も節足動物にグループにはなりますが、やはり昆虫ではありません。昆虫の定義を見てみると、どの虫が昆虫になるのか、ならないのかよくわかりますね。これから虫を見るときは、体のつくりを見て判断するのもおもしろいかもしれません。