猫がいるお家ではあまり害虫を見ないと喜んでいる飼い主さんもいます。
猫が害虫を駆除しているよりも、ほぼ害虫をおもちゃにしていることが多いですよね。
ただ、これがムカデだとそうはいきません。
猫はムカデを退治するつもりはないでしょうが、叩いたり爪でひっかこうとして、逆にムカデに刺されたりすることもあるようです。
そこで、猫が刺されたりするとどうなるのかを調べました。
猫が刺されたらどうなるの?
ムカデに人間が刺されると、その場所が熱をもって腫れることがよくあります。
また、ムカデに刺されると鋭い痛みが走るようです。
猫も刺されれば痛みがあるようです。
ただ、腫れるのは、刺されたその場所だけになることがほとんどのようですね。
猫が刺されたあとは、しばらく刺された部分をしきりになめている行動が見られます。
偶然猫を抱っこしたときに、ムカデが猫の下敷きになっていたことで、刺されたことを知ることもあるようです。
さらに、刺された足がパンパンに腫れて大きくなっていることから気づく飼い主さんもいます。
もし、猫の近くにムカデがいたら、猫の体にどこか腫れているところはないか調べたほうがいいですよ。
もし、刺されたような様子が見られたら、しばらく猫の様子を見て、刺された場所の腫れ具合を確認しましょう。
丸一日経っても腫れがひかないようなら、病院に連れて行きます。
腫れ以外にも、ぐったりしていたり元気がなかったり、また食欲もない様子なら、すぐに病院に連れて行った方がいいかもしれません。
ムカデには、鋭い牙がついており、この毒をもつアゴで噛み毒を注入していきます。
毒の成分は、セロトニンやヒスタミンなどで作られているようです。
この成分は、蜂の毒と似ていて、ときによっては発熱したり嘔吐の症状も見られるようです。
これらの症状はあくまでも稀に起こる症状です。
蜂に刺されるとアナフィラキシーショック症状が出ることがありますが、ムカデに刺されても、その人の体質によってはアナフィラキシーショックを起こすこともあるようです。
まとめ
ムカデの毒が、蜂の毒に似ていることを知っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。猫に限らずお子さんにもムカデには触ってほしくはないですよね。それにしても、自分よりも大きな猫を刺すこともあるムカデは、本当に用心したいですね。