ムカデやヤスデは足がいっぱい生えていてかつ長いのが特徴です。

基本的に細長い物がウネウネ動いていると言うのは気持ちがわるいものです。

大人にとっては気持ち悪いものでも、小さい子供にとってはとっても興味がわく代物です。

ムカデやヤスデに対して素手で触ったりしたら大変です。大人でも気が付かない内に触れてしまう事もあります。

その様な時にはどうしたらいいのでしょう。

ムカデに噛まれてしまった場合

ムカデは異形な姿をしていますが、決して人さまに対しては無暗に攻撃をしてきません。

人間が手を出さない限り攻撃される事はないと思っていてください。

手を出した所にたまたまムカデがいた場合は攻撃対象になり、噛まれる事は確実です。

ムカデに噛まれた場合は、かなり激しい痛みに襲われます。ムカデは噛んだと同時に毒を放出します。

ムカデに噛まれた時の症状

激しい痛み

かゆみ

腫れ

などを引き起こします。傷は深くはありませんが、皮膚の浅い部分にささり患部を中心に広がる場合があります。

この時に注意しなければならないのが、ポイズンリムーバーが無ければ毒を吸い出す行為はしない方がいいです。

口で傷口を吸うと、毒が口の中に入り込み炎症を引き起こします。

噛まれた時の対応

ムカデに噛まれた場合にまずする事はポイズンリムーバーによる毒の吸い出し。

手元になければ毒を抜かずに対処方に入ります。

ムカデの毒は酵素が主な成分になりますので、43度以上のお湯で患部を洗い流します。

時間にして20分~30分。

ムカデの毒は43度以上で成分変化を行いますので、かなり有効なのですが、温度が低いと活性化するので温度管理はきちんとしなければなりません。

お湯で洗い流したら抗ヒスタミン系の塗り薬を患部に塗布します。

症状が軽くても病院にいった方が良いでしょう。

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ヤスデは噛むのか?毒はあるのか?

ヤスデはムカデと違って噛む事はありません。

ヤスデは防御系の虫ですから身を守るために丸くなって体から毒液をにじみ出してきます。

色は黄褐色で成分はベンズアルデヒドや青酸と言った有害物質です。

皮膚に付くとヒリヒリします。

場合によっては水泡になる事もあります。

ヤスデの毒を触った手で目に触れると、角膜炎や結膜炎などを起こしますから目には触れないようにしましょう。

目を触ってしまった時は眼科に行くようにしてください。皮膚についてしまった場合は水で洗い流しましょう。

ヒリヒリ感が治まらない・水泡になってしまった場合は皮膚科を受診しましょう。

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まとめ

ムカデに噛まれた時とヤスデの毒に触ってしまった時の対処方法について紹介しました。基本的にはこの様な異形の虫に対しては「触らぬ神に祟りなし」の通り直接触るのだけは止めましょう。

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