ムカデとダンゴムシともに見た目が気持ち悪いと思います。なぜでしょうか。
足が、びっくりするほどたくさんあるからです。
ムカデもダンゴムシもたくさんの足がうねうねと動くから不快に思います。
ムカデとダンゴムシの足の数がともに多いのですが、違いはあるのでしょうか?
足の数の違いとそれ以外の違いについて調べてみました。
ダンゴムシについて
ダンゴムシは、実はエビ、カニの仲間で節足動物の甲殻類になります。
食べ物は、落ち葉です。しかし、農作物の茎や葉を食べたりしますので害虫扱いになっています。小学校のころ、ダンゴムシを指で触ったりすると危険を察知して丸くなったりしませんでしたか?ダンゴムシの殻は意外と固く、土の上で踏みつけてもつぶれません。
地面の上ではすぐにつぶれてしまいます。
日本で見られるダンゴムシの大きさは、14mm以下です
足の数ですが、ダンゴムシ全てに共通で14本、節の数は、7個と決まっています。
あまり考えたくはないのですが、ダンゴムシは、毒をもっていませんので非常時の食料としても利用できます。エビとカニと同じようにカリカリしているかもしれません。
ムカデについて
ムカデは、節足動物の多足類に分類されます。
食べ物は、ダンゴムシと違って肉食です。毒を持っていますし、人も噛んだりしますので害虫とされています。ダンゴムシみたいに触ってしまうと危険を察知して、確実に噛まれます。
日本で見られるムカデの大きさですが、8cmから15cm程度の大きさです。
足の数ですが、種類によって違い、30本から50本ぐらいです。
節の数も種類によって違いますが、必ず奇数の個数になっています。
毒を持っていますので食料としては考えられないのですが、漢方薬として飲まれています。
まとめ
ムカデもダンゴムシも足の数はたくさんあって、同じように不快害虫なのですが、全く生態が違うのがわかると思います。足の数や毒の有無、食べ物など大きく違うというのがはっきりとしています。見間違えることは、絶対にないと思いますが、ムカデには絶対に手を出さないようにしてください。